白山道奥磨崖仏(はくさんどうおくまがいぶつ)
白山道の右側奥の崖の中腹に、よく見ると大きな仏像の顔が掘り込まれています。
このように岩面や洞窟内の壁面に仏像を刻みつけたものを磨崖仏と呼んでいます。
ここにある磨崖仏は、永い間に風化し、僅かに岩肌に顔の部分だけが、約4m程、それとわかる輪郭でしか残されていません。
この磨崖仏の造られた年代や由来はわかりませんが、東光禅師との関連で、薬師如来の尊像を刻したものと考えられています。
六浦の大道にも鼻欠地蔵と呼ばれる磨崖仏がありますが、横浜市には、この磨崖仏と合わせて二つしかありません。
住所 | 神奈川県横浜市金沢区釜利谷南2-44付近 |
最寄駅 | 京急線「金沢文庫駅」よりバス「白山道」下車 徒歩20分 |
鼻欠地蔵
金沢区に残っている、二つの磨崖仏(まがいぶつ)の一つです。
昔、朝比奈町は相模国鎌倉郡に属し、峠村と呼ばれていました。
ここは鎌倉と金沢を結ぶ大切な街道で、この地蔵の東わずか2メートルの所が、武蔵の国との国界(くにざかい)でした。
・・・詳細;鼻欠地蔵
白山社
白山道を奥に歩いて行くと右側にある、古めかしい二十数段の石段を上がると、崖をくり抜いた、やぐらの中に古社が祀られています。
ここに「鎮守白山妙理大権現」の石柱があります。これが白山社で「白山権現社」と呼ばれています。
・・・詳細;白山社