常見山無量院 光傳寺(じょうけんざんむりょういん こうでんじ)
本尊:阿弥陀如来
創建:天正元年(1573)頃
開基:長野六右衛門
開山:忍誉霊伝(にんよれいでん)
六浦の住人長野六右衛門は、旅先で自らの誤りで切り落とした阿弥陀如来の御首を持ち帰り、草庵を建ててお祀りしました。ある時、夢のお告げで鎌倉の二階堂にあった胴体だけの仏像を戴き、御首を添えて一体のご本尊としました。
寺宝の増慶(ぞうけい)作地蔵菩薩は県の重要文化財に、また本堂前の柏槙は市の銘木に指定されています。裏山にある並木天満宮は、かつて鎌倉から六浦を訪ねて来た人々にとって、素晴らしい眺望を望む憩いの場所でした。
明治6年光伝寺学舎(六浦小学校の前身)として数ヶ村の児童の教育の場となりました。
住所 | 〒236-0031 神奈川県横浜市金沢区六浦3-2-11 |
電話番号 | 045-701-8336 |
最寄駅 | 京急線「金沢八景駅」より徒歩20分 |
小泉又次郎誕生地碑
昭和30年代まで、小泉純一郎元首相の祖父小泉又次郎氏の生家がありました。
この碑は、養子で純一郎氏の実父純也氏によって立てられました。
・・・詳細;小泉又次郎誕生地碑
宝樹院
本堂に隣接する阿弥陀堂には阿弥陀三尊像が祀られています。
この三尊像は、平成3年解体修理の際、三尊の頭部内からは多くの納入品が発見され、宝樹院のすぐ崖下に久安3年(1147)に建立された常福寺の本尊だったことが判明しました。
平成4年、県重要文化財に指定されています。
・・・詳細;宝樹院