海に近い、金沢三山の金沢山を中心とした森。
国の史跡指定の称名寺境内をぐるりと取りまいた山林。
金沢山のてっぺんの八角堂広場からは四方が見渡せて、海の公園・野島・房総半島・円海山がいい眺め。
称名寺は、13世紀半ばに建てられた金沢北条一族の菩提寺。
北条実時公御廟から下る坂は桜が見事。
阿字ヶ池のまわりには、樹齢800年を越えるイチョウの名木古木がとりまく。
有名な金沢文庫のほか、鎌倉時代随一の浄土庭園も復元され、ふとした道ばたの石仏にも古い歴史の香りが漂う、しみじみ散歩道。
住所 | 神奈川県横浜市金沢区金沢町 |
問い合わせ | 045-831-8484(南部公園緑地事務所) |
最寄駅 | 京急金沢文庫駅から徒歩15分 |
トイレ | なし(称名寺庭園内にあり) |
休憩所 | 2箇所 |
広場 | 3箇所 |
その他 | 面積 10.2ヘクタール 散策路延長 1950メートル |
称名寺
金沢山(きんたくさん) 称名寺 (真言律宗)
金沢北条氏一門の菩提寺。
鎌倉幕府の要人・北条実時が六浦荘金沢の屋敷内に建てた持仏堂から発展が起源とされます。
実時の孫・貞顕の時代には三重の塔を含む七堂伽藍を完備した大寺院として全盛期を迎えました。
・・・詳細;称名寺
県立金沢文庫
ここには、金沢北条氏の歴代が蓄積した文書・記録・和漢の典籍が保管されていました。
称名寺とはトンネル(中世の隧道)でつながっています。
鎌倉幕府が滅亡した後に接収をまぬがれた書物や書類は、 称名寺で保管されました。
・・・詳細;県立金沢文庫