県立金沢文庫 | ||||||||||||||||||
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◆特別展「兼好法師と徒然草―いま解き明かす兼好法師の実像―」 兼好は鎌倉時代後期に京都・吉田神社の神職である卜部家に生まれ、六位蔵人・左兵衛佐となり朝廷に仕えた後、出家して「徒然草」を著す。―この広く知られていた彼の出自や経歴は、兼好没後に捏造されたものであることが、小川剛生氏の記した『兼好法師』により、近年明らかとなりました。若かりし頃の兼好は、金沢北条氏被官として過ごしていたことなど、国宝 称名寺聖教・金沢文庫文書を紐解くことで知られざる実像が解明されつつあります。本展では、中世を代表する随筆『徒然草』にみえる、兼好の才知に親しみつつ、歴史史料から兼好の実像と彼の生きた時代について、関連する文化財から読み解いてみたいと思います。
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