神奈川県立金沢文庫 | ||||||||||||
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◆特別展「社寺明細帳図―明治13年神奈川県下の神社・寺院の姿―」 皆さんの町にも神社や寺院があると思いますが、神奈川県においては明治13年ころの神社・寺院の絵図が残っているかもしれません。明治の廃仏毀釈の後、明治12年(1879)に内務卿伊藤博文が全国の神社・寺院の調査を命じ、「社寺明細帳」という各郡の基本台帳が作成されました。この「社寺明細帳」には、所在地と敷地面積、建物の場所や大きさ、祭神・本尊などが文字で記録されました。さらに神奈川県では、翌明治13年(1880)に図面を4枚作成するように命じました。この図面がこの展覧会でご紹介する「社寺明細帳図」です。残念ながら、橘樹郡、愛甲郡、津久井郡、都築郡、陶綾郡のものはご紹介できず、足柄上郡・足柄下郡の資料もとても少ないのですが、久良岐郡の図がかなり残っています。もしかしたら、戸長をしたお宅などにも、何の図かわからないまま残っているかもしれません。明治13年頃、140年前の神奈川県下の神社・寺院の姿をぜひご覧ください。 《同時開催》「金沢東照宮の徳川家康像」 京急線・金沢八景駅横にあった金沢東照宮(現在の金沢八景権現山公園敷地内)の祭神・徳川家康像を特別公開します。
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