江戸時代、金沢八景が観光名所として栄えていた頃、瀬戸橋近くには旅館や料亭が立ち並び賑わいをみせていました。
その中の一つが東屋でした。
明治20年(1887)、伊藤博文を中心に、井上毅、伊東巳代治、金子堅太郎の4名が、この東屋で明治憲法の草案づくりをしていました。
ある日、その草案原稿の入った鞄の盗難事件が起こり、それを機会に、その後は夏島にある伊藤博文の別荘で草案づくりは続けられました。
昭和10年、金子堅太郎により東屋の庭に「憲法草創の碑」が建てられましたが、昭和30年東屋の廃業により、一時野島に移され、「歴史の道」整備の折、現在の三叉路ロータリーに設置されました。
最寄駅 | 京浜急行線・シーサイドライン 金沢八景駅」より 徒歩5分 |
旧伊藤博文金沢別邸
野島公園の松林に囲まれた茅葺きの木造家屋が伊藤博文の旧別荘です。
平成18年に横浜市指定有形文化財に指定され、解体・調査を経て、平成21年に創建当時の姿に復元されました。敷地内には牡丹園もあります。
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歴史の道(横浜金澤散策コース)
通称”バス通り”と呼ばれる旧国道沿いには、中世から現在までの歴史を感じさせる神社仏閣・遺跡・言伝えなどが多く残されています。
横浜金沢は、鎌倉の東の玄関口として栄えたころ、風光明媚な場所としてたくさんの観光客が訪れた頃と様々な顔を持っています。
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