県立金沢文庫 | ||||||||||
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◆特別展「密教相承―称名寺長老の法脈―」 称名寺は、中世東国の一大仏教文献群を伝える古刹です。現在、国宝に指定されているこの文献群の約7割は、開創以来伝承してきた密教典籍で、同寺が密教寺院として法脈を相承してきたことを如実に示しています。折しも今年は、称名寺の最盛期に在世した、二世長老・明忍房釼阿(1261~1338)の生誕760年、三世長老・本如房湛睿(1271~1346)の生誕750年にあたり、同寺を回顧するのにふさわしい年です。本展示では、国宝 称名寺聖教・金沢文庫文書、約2万点のうち、称名寺の僧侶達が伝授した密教典籍をもとに、同寺が執行してきた密教修法の様子を仏像、仏画、仏具を交えて再現し、密教寺院・称名寺の中世の姿をご紹介します。
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